16. 5月 2014 · コメントは受け付けていません。 · Categories: 未分類

EP010_L
一戸建てに話をもどすと、大空間化された一階にくらべて、2階は不均等に仕切りが細分されて壁量は増える。そして、本や家具などが多くなり、おおかたは総2階だから、結果的に2階全体の重量は1階にくらべて格段に重くなる。
こうした施工はきちんと重量計算をして、しかるべき補強を行っていれば別に支障はない。しかし、そうでないと、揺れによる荷重、加速度が2階にかかり、相対的にひ弱になっている一階はつぶれてしまうことになる。阪神・淡路大震災でも、1階を大空間化した2階建て家屋の被害がとくに目立った。こういう建物は、従来どおりの感覚的な施工のみにこだわり、弱い1階構造への手当てが何もなされていないものが多かった。
したがって、1階部分の広々としたリビングは間仕切りを増やし、2階を大空間化するようにすれば家の安定度は高くなる。風呂なども1階においたほうがいいだろう。
お金をかけても大規模なリフォームをしないで地震対策ができる場合もある。←いろいろな物件を見て知識を得よう。
また、広すぎる吹き抜けも問題がある。階段室や玄関につける、1間4方ぐらいの吹き抜けは、あまり影響がないと考えていい。しかし、デザインを優先して、部屋の半分以上も吹き抜けに取ったりするケースは恐い。壁がとおり、2階と1階の揺れ方に差があることによる、ガラスの損壊などが起きやすい。将来は家の間取りによって、壁量をチェックするような基準法の改正も必要である。

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