14. 5月 2014 · コメントは受け付けていません。 · Categories: 未分類

EP008_L
ツーバイフォーやパネルエ法の最大のメリットは総重量が軽いというところに集約できよう。地震に対して、なぜ、軽い建物が有利なのか?
強い振動がくると、紙でも、鉄の固まりでも、瞬間的には同じように移動することになる。すると、そのときに加わる加速度は重量の大きいものほど大きくなる。したがって、質量のかさむものほど、振動やダメージはひどくなるわけである。
実際、阪神・淡路大震災でも、鉄骨よりコンクリートの建築は被害が大きかった。これは、その重量分だけの加速度がかかったからである。逆に、ツーバイフォーやパネルエ法の家や、もっと簡易な仮設の建物はダメージが少なかった。これを”軽いから助かった”では寂しい。
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蛇足ながら、振動に強い建物にはもうひとつの要素がある。それは、組織構造の柔軟性である。たとえば、豆腐やコンニャクのようなものは、振動に対して、同じ重量のほかの物体より抵抗力がある。
これは柔らかい組織が加速度を吸収してしまうからである。よく柳に風というが、今回の経験でも、柳腰状の超高層ビルはあまり被害をうけていない。もちろん振動がなかったわけではない。むしろ、よく揺れはするのだが、そのために壊れて横に倒れたり、崩れないようにつくられているからである。
こういう柔構造の超高層ビルが地震に構造的に強いことは間違いないが、そこでもし、人々が働いていたらどうだったかということは別問題である。

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